フランスでは「ボンボン・オ・ショコラ」と呼ばれる、小さなひとくちチョコレート。
バレンタインといえば、このボンボン・オ・ショコラ。
ひとくち食べれば、幸せいっぱいになる、魅力的なチョコレート。
人気のトリュフから、その味と形はさまざまで種類は多彩。
一般的には手間がかかるものなのですが、今回は、溶かしたチョコレートを流し固めるだけで簡単にできる、生チョコとアイスチョコレートをご紹介します。
高級チョコレートに負けないおいしさ!!
とろけるようなおいしさに、プレゼントするより自分で全部食べてしまわないように!
【オリジナル生チョコ】
ショコラティエの生チョコが、手作りで本格的に作れたら…
そんな思いを叶えます。
水あめを入れることによって、時間が経っても固くならず、
その口溶けは極上!
品質の良いミルクチョコレートでぜひお作りください。
〈材料〉11㎝×14㎝の流し缶1台分
・クーベルチュールチョコレート
(ミルクタイプ)…135g
(カカオ分60~65%)…25g
・生クリーム…83g
・水あめ…8g
・無塩バター…8g
・ココアパウダー(仕上げ用)…適宜
〈下準備〉
・流し缶の内側に製菓用ペーパーを敷いておく。
流し缶がない場合はアルミのバットなどの内側に製菓用ペーパーを敷いておく。
・クーベルチュールはできるだけ細かく刻む。
・バターは細かく刻む。
〈作り方〉
①小鍋に生クリームと水あめを入れ、火にかける。沸騰したら火からはずし、ボウルに入れたクーベルチュールに回しかけ、バターを加える。ゴムベラで上下を1回返したらそのまま蓋をし、1分程度おいておく。余熱でクーベルチュールを溶かすのがポイント。
②ホイッパーで泡が立たないように静かに混ぜる。溶けていないようなら、かるく湯せんにかけて溶かす。
③型に流す。大きな泡があれば竹串でつぶしておく。冷蔵庫で一晩冷やして固める。
④流し缶からだし紙をはずす。熱湯で温めたペティナイフで、好みの大きさにカットする。カットするサイズに軽く線を引いておくと、作業しやすい。
⑤周りににココアパウダーをまぶす。さらに上から茶こしで薄く振りかけて仕上げる。
※丸くする場合は、くり抜き器でくり抜き、手のひらで丸く整え、ココアパウダーの中で転がして、周りにまぶし付ける。
〈食べ頃〉
カットし、ココアをかけ仕上げたものは2、3日以内に食べるのが最もおいしい。
室温の高い所では柔らかくなってしまうので、10~15℃で保つのが良い。カットしないものはラップで包み、冷蔵庫で1週間保存可。
【アイスチョコレート】
冷たく冷やして食べる、アイスチョコレート。
ちょっとした食後のデザートにいかがですか?
冷凍庫で保存すると日持ちして、好きな時にいつでも食べられます。
〈材料〉5㎝の長さのもの25~30個分
・クーベルチュールチョコレート
(ミルクタイプ)…160g
・生クリーム…60g
・粉糖(仕上げ用)…適宜
〈下準備〉
・天板またはバットに製菓用ペーパーを敷く。
・クーベルチュールチョコレートはなるべく細かく刻む。
〈作り方〉
①生クリームを小鍋に入れ、沸騰直前まで温める。
②①をクーベルチュールチョコレートに回しかけ、軽く混ぜる。ボウルにふたをし、溶けるまでしばらくおく。
※溶けていない場合は、湯せんにかけ、混ぜながら溶かす。
③冷蔵庫に入れる。途中で何度かかき混ぜ、柔らかな角が立つぐらいまで冷やす。(約30分~1時間程度)
④③を星形口金(直径1.5㎝)を付けた絞り袋に入れ、天板に細長く絞り出す。すぐに冷凍庫に入れ冷やし固める。
⑥固まったら、切り分ける。密閉容器に入れ、冷凍庫で保存する。重ねる時は間にクッキングペーパーをはさむと良い。
〈食べ頃〉
室温で20分ほどで溶けるので、食べる直前に冷凍庫から出し、粉糖をふりかけて召し上がれ!
冷凍庫で1ヵ月保存可。
まとめ
今回はバレンタインにもおすすめのチョコレートレシピをご紹介しました。
生チョコは水あめを入れるのがポイント!
時間が経っても固まらない、極上のくちどけを堪能してください。味見の手が止まらないのでご注意を…。
次回はチョコレートケーキのレシピをご紹介します。
お楽しみに!