こんにちは、いっしーです!
みなさん「塩豚」はご存知でしょうか?
「かたまり肉は高くて使いにくい」という固定概念をくつがえること間違いなし!
試してみる価値ありです。
塩豚
肉に塩をすり込むだけと作り方はいたって簡単なのに、保存がきいてあれこれ使いまわせるのが「塩豚」の魅力。
塩の効果で水分が抜けて肉のうまみが凝縮されるだけでなく、塩味もしっかりとつくので、ベーコンと同じような感覚でいろいろな料理にアレンジすることができます。
〈材料〉作りやすい分量
豚バラブロック…1本(500~600g)
塩(あれば自然塩)…大さじ1~1⅓
〈作り方〉
①豚肉をまな板にのせて塩をふり、手で少しずつ広げながらなじませる。肉に塩をすり込むようにして、側面や裏側にもしっかりとなじませるようにする。
②塩の粒がなくなり、完全になじんだら、2枚につながった状態のペーパータオルで、豚肉全体を包む。さらにラップで包み、冷蔵庫に入れて、最低1日ねかせる。
〈保存方法〉
塩豚は、作った翌日から食べられます。使うときは必要な分だけを切り分け、残りは再びペーパータオルとラップで包み、冷蔵庫で保存するようにして。
毎日ペーパータオルを取り替えるようにすれば、10日間はおいしく食べられます。
それ以上保存したい場合は、ペーパータオルをはずし、ラップでぴっちりと包んで冷凍庫へ。2週間くらいは保存OKです。
アレンジその1【塩豚のシンプルソテー】
脂のうまみを引き出しながら、じっくと香ばしく焼き上げます。
〈材料〉2人分
塩豚…200g
玉ねぎ…½個
レモンのくし形切り…2切れ
粗びき黒こしょう…適宜
〈作り方〉
①玉ねぎは縦に薄切りにして水に5分ほどさらし、ざるに上げてしっかりと水気をきる。塩豚は縦半分に切ってから、横に幅1㎝に切る。
②直径約24㎝のフライパンを油をひかずに弱めの中火で熱し、塩豚を重ならないように並べる。中火にして3分ほど焼き、こんがりと焼き色がついたら、裏返して2~3分焼く。器に盛って玉ねぎをのせ、粗びき黒こしょうをふって、レモンを添える。
アレンジその2【塩豚と大根の和風スープ】
豚肉と昆布のダブルのうまみでしみじみおいしい一品に。
〈材料〉2人分
塩豚…150g
大根…¼本(約200g)
昆布…8㎝
万能ねぎの小口切り…5~6本分
塩…少々
ごま油…適宜
粗びき黒こしょう…適宜
〈作り方〉
①塩豚は縦半分に切ってから、横に幅1㎝に切る。大根は皮をむき、長さ5~6㎝、幅5㎜の細切りにする。
②鍋に塩豚と昆布を入れ、水3カップを加えて中火にかける。煮立ったらアクを取って弱火にし、ふたをせずに15分ほど煮る。大根を加えてさっと混ぜ、弱火のままさらに10分ほど煮て、塩で味をととのえる。器に盛って万能ねぎを散らし、ごま油、粗びき黒こしょうをふる。
しょうが風味の豚天
熱々をほうばれば、ジューシーな肉汁があふれ出します。
肉に小麦粉をからめたあと、水を加えて混ぜ合わせるときは天ぷらのころもを作るときと同様に、「さっくりと」が鉄則。あまり混ぜすぎると小麦粉の粘りが出て、ころもがカリッと揚がらなくなるので注意してください。
〈材料〉2人分
豚こま切れ肉…250g青じその葉…4枚下味 しょうがのすりおろし…1½かけ分 しょうゆ・みりん…各大さじ1小麦粉…⅔カップサラダ油…適量
〈作り方〉
①ボウルに豚肉と下味の材料を入れ、手でよくもみ込む。小麦粉を加えて全体にまんべんなくからめ、冷水大さじ2~3をふって、粉っぽさが残るくらいにさっくりと混ぜる。青じそは軸を切る。
②直径約26㎝のフライパンにサラダ油を高さ3㎝くらいまで入れて中温で熱する。①の豚肉を¹/₁₂量くらいずつまとめ、平たくなるように押さえながら油に入れていく。全量入れたら、ときどき返しながら3~4分上げ、こんがりと揚げ色がついたら取り出して油をきる。器に青じそを敷き、豚天を盛る。
もずくときゅうりの酢のもの
もずくときゅうりの食感の違いが楽しいあえもの。
市販されているもずくは大きく分けると2つのタイプがあり、合わせ酢をからめた味付けずみのものと、味付けをしていない生のものがあります。味付けしているものはサラダやあえものにすぐに使えて便利。生のものはみそ汁に入れたり、天ぷらにするなど加熱調理してからいただくのがオススメです。
〈材料〉2人分
きゅうり…1本
もずく(味付きのもの)…1パック(約100g)
しょうがのすりおろし…少々
塩…小さじ⅓
〈作り方〉
きゅうりはへたを切って薄い小口切りにし、ボウルに入れて塩をふる。5分ほどおいてざるに上げ、水気を絞ってボウルに戻し入れ、もずくを汁ごと加える。さっと混ぜて器に盛り、しょうがをのせる。
まとめ
今回は「塩豚」と「豚天」のご紹介でした。
作り方がシンプルかつ簡単なのに、うまみたっぷりで保存もできる万能な「塩豚」。2つのアレンジを載せましたが、それ以外にも色々な豚肉料理に使用できます。
「豚天」は揚げものなので、やっぱそれなりにカロリーが高いので、副菜にはカロリー控えめなものを合わせるのがベスト。野菜をたっぷりと使ったメニューを選ぶことで、つけあわせえのないメインの分までしっかりとれます。
ぜひ、お試しください。